第5回認知症予防学会
2015/10/099月23日,24日,25日の3日間、第5回認知症予防学会に出席いたしました。今年は神戸で開催。
毎回、八尾教からもこの学会に出席させていただき、セッションをさせていただいております。
大会長は有名な鳥取大学の浦上教授で、今回も高齢者の方に実施している実技練習や物忘れプログラムといった機械を使っての研究結果、考察を発表いたしました。結果見事に賞をもらいました。(当所 浅田氏)
様々な業種業態の方が認知症予防に対しての取組みを考え発表しているのを聴講していますと、これから認知症の方がさらに増え続けるといった状況の中で、医学では認知症の方や認知症予備群(MCI)の方に対する新薬の開発、またデイサービスや病院での認知症予防に対する取り組みなど真剣に考えて実践しておられることを認識しました。
病院だけでなく、様々な業種業態が参加し、認知症に取り組んでいくことで、少しでも認知症の発症抑制への基盤作りができればと考えます。
また予防観点からは、直面している現状の中でいかに認知症の方に対応していくのかといったことを考えていかなけれなりません。
運転についても認知症の方の事故が近年ニュース等でよく取り上げられており、交通教育に取り組んでいる八尾教としても引続き検証を続け、少しでも予防への取組みを模索していかなければならないということを再度認識させられた今回の学会でした。